メグスリノキの九宝茶シリーズのスタンダード(九宝茶)と元気やちゃではウコンを使用しています。
昨年の12月、地元富山の生産者さんからウコンが収穫されたとの知らせを受け、生産者さんの元に引き取りに伺いました。
生産者さんといっても農家さんではなく、学校。そして栽培したのはなんと高校生です。
今回お邪魔したのは富山県立中央農業高等学校
こちらが校舎です。
そして振り向けば富山平野。
広大な敷地内に農地をはじめ、様々な施設が点在しています。
これだけの高台にあるため生徒さんのほとんどは寮生活だそう。学校では農業だけでなく酪農や園芸、食品加工などの様々なコースがあり、農家さんが実務の中では試すことすら難しいような
実験的な農法や研究が行われています。収穫されたウコンがあるのはここよりずっと下、麓の畑。休耕田の活用や米からの転作での薬用植物栽培の可能性を探るべくウコンが栽培されています。
とにかく広いです。
今回ご案内いただいた室井先生。研究熱心かつ情熱的な方で様々な農法や取り組みを推し進めてらっしゃいます。
そして今回ウコンの栽培を担当したのが彼ら。美しい立山連峰に負けないぐらいのまぶしい笑顔で迎えてくれました。
これがウコンの小芋です。
こちらが通常あまり流通しない親芋です。
成分的には全く同じですので、九宝茶ではこの親芋も材料として使用しています。
その場で先生が切ってみてくださいました。
なかなか目にすることのできない生ウコンの断面。
みずみずしく鮮やかな断面です。これは親芋の方ですがやはり小芋と遜色ありません。
こうやって生産者さんと直接話し、現場で見させていただくことで、
九宝茶に使われる素材には歴史や文化だけでなくこうした生産者さんの思いも詰まっているということを再認識させられます。
こういうストーリーがあるということをもっと伝えていきたいです。一杯のお茶にも物語ありですね。
この時の様子は北日本新聞さんの紙面でも紹介されました。
富山県立中央農業高等学校の皆さんありがとうございました!
コメントを残す